『スリル・ミー』 天王洲 銀河劇場 観劇

  • 2013.03.20 Wednesday
  • 22:40
JUGEMテーマ:舞台鑑賞

 
ミュージカル 『スリル・ミー』 天王洲 銀河劇場 3/20(水)15:30〜 観劇しました



出演:  松下洸平 柿澤勇人
 
演出:  栗山民也

ピアノ:  朴 勝哲  オ・ソンミン



いやー、‥すごかった!!

1台の生ピアノと、2人の男優によるミュージカル。


2組の日本人俳優と、1組の韓国人俳優のトリプルキャストで演じられます。

<今日の公演のキャストは>
私:松下洸平
彼:柿澤勇人

去年から再々々演の、非常に評判のいい舞台で1度観てみたかった。


刑務所の仮釈放審議会。
私と彼は34年前に、なぜ子供を殺したのか‥。
『私』 によって語られる当時の2人のこと。

頭脳明晰な 『彼』と『私』
ニーチェを崇拝する彼は 
自分たちを特別な人間だと言い
自分が超人であることを証明するため
放火、窃盗、犯罪によってのみ心が満たされる。

『彼』 を愛する 『私』 は、彼の求めるままに、犯罪に手を貸すことになる

2人は、互いの要求にすべて応えるという誓約書に血で署名し
裏切りを許さない、束縛しあう関係になる。

彼の要求はエスカレートし
完全犯罪を求める。
2人は、学校帰りの子供を誘いだし惨殺する‥

完全犯罪のはずだったー。
しかし、犯行現場に 『私』 の落とした眼鏡

犯行は発覚し
刑務所に入れられる2人。

『私』 の口からは意外な真実が告げられるー。


登場人物が2人だけの、緊迫した舞台。

非常に怖い内容でありながら
音楽の美しいメロディーに心をゆさぶられる。

‥何だろう??何に感動しているのだろう‥?

終演後、その余韻が消えなくて
劇場のそばのカフェに座って珈琲を飲んだ。
目の奥がじーんと痛んだ。
でも、後味のわるいイヤな感じではなくてー。

‥不思議。

だって、ひどい話じゃないですか。
ただ、自己満足と自分勝手な理由で、何の関係もない子供を殺し
同情の余地も、共感の余地もない2人。

交錯した愛でありながら
でも、ただ1点、純粋な 『愛』 という真実だけ

その部分を、
美しい音楽が、ピアノの音と歌が引き出していく。

まるで、何か、とてつもなく美しいものを見たような
陶酔感。

今、ふと思ったんだけど
音楽って 『愛』 を表現するために この世に存在しているのではないのかな。

音楽がなかったら
ゆがんだ愛と、猟奇殺人の物語になってしまうかもしれない。
そこに、切ないほどに純粋な愛を感じさせる。

そして、栗山民也さんの演出がすばらしいです!

帰りに思わずロビーで購入してしまった、英語版のCDを聴きながら
これを書いています。
(英語版の俳優さんの歌には、日本版の舞台にあった ある種の独特の雰囲気はないですー)

でも、なんか感動がよみがえってくる‥。

ちなみに、オープニングの曲はこんな感じです。

 




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『あわれ彼女は娼婦』 観劇(2016)

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