きれいな姿勢と、学習

  • 2018.03.17 Saturday
  • 20:43

JUGEMテーマ:フェルデンクライス

 

先日、プライベートレッスンを受けてくださった方が、

 

レッスンの後で

「姿勢がよくなった感じがする。」と、おっしゃって、

 

「これが、一番良い姿勢なんですか?」

と、質問されました。

 

答えは、‥残念ながら、

一番、ではないのですね。

 

 

美しい歩き方や立ち方の教室 だったら、

「はい、それがいい姿勢ですよ。

 それを覚えておいてくださいね。」

‥と言われるかもしれません。

 

それは、きれいに見える

「形」を教わっているのかもしれません。

 

 

フェルデンクライスは、

お手本となる、1つの良い姿勢や

良い歩き方を学ぶものではないのですね。

 

色んな動き方や姿勢が自由にできるような

「選択肢を増やす」ものなのです。

 

だから、立ち方も、

身体を固めて静止している状態ではなく、

自由で楽な「動き」の中の「一瞬」を切り取ったものです。

 

ほんの少しの力で、

どちらの方向にも自由に動き始めることができる。

 

振り子が止まっているような感じ。

 

 

胸をはって、

アゴを引いて

肩を後ろに引いて、

お腹を引き上げて、、、

 

力いっぱい、あちこちを引き上げたり、

引っぱったり

 

よく「良い姿勢」と言われる状態から

続けてエレガントに動くことができますか?

 

前から飛んできたボールを、ひょいとよけたり、

 

後から、突然何かに襲われた時に

素早く身をかわすことはできません。

 

 

一つの形を習ったり、

治療するようなものだったら、

 

はい、治りましたとか

はい、できました。

ということになるのでしょうが、

 

 

フェルデンクライスは学習なので

改善することに終わりはないのです。

 

姿勢も、動作の一部を切り取ったものなので

 

例えば、背骨の動きがやわらかくなれば、

もっとよくなります。

 

肩甲骨や、股関節の動きがなめらかになれば、

もっと優雅になります。

 

胸・肋骨が自由に動けば、

微妙なニュアンスを表現することができます。

 

そして、もっと自由になります。

 

 

1つのことが改善されると、

今まで気づかなかった、

別のことが気になってくることがあります。

 

それを改善すると、

今度はもっと上のレベルのことが気になってくる。

 

 

少し上達しても、

長年の習慣を変えるのは簡単ではないので

元に戻ってしまい、

 

また上達しても、また戻ってしまう。

 

でも、よく観察すると、

戻る場所が少しずつ前に進んでいる!

 

ある時ふと気づくと、始めたころとは全く違う場所にいる。

 

どんなに一流のダンサーでも、さらに上を目指すように、

学習して上達することに上限はないのです。

 

「The sky is the limit.」

 

空がリミット。

 

逆に、制限するものはなにもない。

可能性は無限だという意味です。

 

 

「今の状態が、一番ではないですょ。」

 

というのは、そういう意味なのです。

だから、がっかりしないでくださいねサキ

 

そして、

たとえば、英会話教室に1回行っても

英語をしゃべれるようにはならないように、

学習は、続けていくことで身についていくのです。

 

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