『 ヘッダ・ガブラー』観劇

  • 2018.04.28 Saturday
  • 20:24

花束

JUGEMテーマ:舞台鑑賞

ヘッダ・ガブラー』シス・カンパニー

 シアターコクーン 2018.4.28 13:00〜

 

 

<出演>

寺島しのぶ

小日向文世

池田成志

水野美紀

佐藤直子

福井裕子

段田安則

 

<演出>

栗山民也

 

<作>

ヘンリック・イプセン

 

休憩入れて、2時間半の舞台。

 

 

ヘッダ(寺島しのぶ)と夫テスマン(小日向文世)が

新婚旅行から帰ってくるところから舞台が始まる。

 

最初、薄暗いステージに、

メイドが下手側の大きな窓の雨戸(?)を開けると光が差し込んでくる。

 

幕開けから、印象的。

 

 

ヘッダの夫テスマン

昔の恋人レーヴボルク(池田成志)

学校時代からの知り合いエルヴステード夫人(水野美紀)

判事(段田安則)

 

どの人も、

そこそこ幸せでいられたはずなのに

ヘッダの行動によって、壊されてしまう。

 

でも、面白いのは、

ヘッダは、悪女ではない‥。

 

客観的に見れば、

幸せで、

恵まれている境遇なのに、

 

退屈な夫との結婚生活、

将来に対する絶望‥

昔の恋人に対する複雑な思いや、

彼を立ち直らせ、追いかけて家を出てきた、

昔の後輩に対する嫉妬

焦燥感。

 

彼女の中に、様々な不満が渦を巻き、

許せない思いや、その苦しさを、

吐きだし、行動にうつし続ける。

 

 

昔の恋人の再起をかけた大切な原稿を隠し、

絶望した彼に拳銃を渡して、自殺をそそのかし、

その死後、スキャンダルを恐れて自分も拳銃で命を絶つ。

 

その行動が、周りの全ての人を巻き込む

破壊的なものだったとしても‥

 

必死に心の苦しさと闘い続ける彼女を、

悪女だとは思えない。

 

そんな、寺島しのぶさんのヘッダ・ガブラーでした。

赤いドレスが美しい。

 

 

家族思いで、善良で、研究熱心な

テスマン役の小日向文世さん

ヘッダの嫌味にも苛立ちにも、全く気づかない。

 

ヘッダが、この人との結婚生活にうんざりするのが

なんだか理解できる、絶妙な役作り。

 

俳優さんがみんな

存在感があって、

見ごたえのある舞台でした。

 

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