フェルデンクライスでの「良い姿勢」

  • 2018.10.08 Monday
  • 22:50

JUGEMテーマ:フェルデンクライス

 

先日、「姿勢」に関するセミナーをやらせていただきました。

 

参加された方々が、熱心に興味を持ってくださったので、

とても楽しい時間をすごせました。

 

タイトルに「良い姿勢」

と書いたのですが、

 

フェルデンクライスでは、

「こういう姿勢が良いですょ」

とは言いません。

 

「骨盤をこういう位置に」

というような、アドバイスもありません。

 

自分にとって、

最も快適な立ち方を見つけるための

材料を探すのです。

 

それは、自分が思ってもいなかった

ものかもしれません。

 

「良い」「悪い」と評価しないのが

フェルデンクライスのよいところなので、

そもそも「良い姿勢」という考え方自体が

ないのです。

 

こういう捉え方をするものって

他にあまりないですね。

 

 

最近買った、アナット・バニエルの

『限界を超える子どもたち』

という本に、似たようなことがありました。

 

 

アナット・バニエルは、

モシェ・フェルデンクライス博士の初期の頃の生徒で、

子どものレッスンを多くされていています。

 

例えば、

なかなか自分で座ることができない赤ちゃん。

 

一般的には、何度も座る姿勢をとらせて、

座る練習させようとするでしょう。

 

でも、モシェもアナットも、

その子供に座らせようとはしません。

 

「子どもは、自分にできることなら、とっくにしている。」

ということです。

 

今できることの周辺の、色々な探索をして、

 

例えば、

床を押すこととか、

骨盤と頭がどうつなっているのか

腕をどう使うのか。

体重をどう移動させるのか。

 

たくさんの小さな情報が蓄積され、

脳の中で、多くの神経の繋がりができて

 

座る方法を、自分で見つけ出すための材料がそろえば、

脳はその情報を使って、

座るためのパターンを作り出すはずだ、と。

 

子どもの脳自体が、

解決方法を見つけ出せるように手伝いをしていく。

 

姿勢のレッスンの考え方と同じです。

 

 

呼吸もそうです。

 

〇○呼吸法のような

1つの呼吸の仕方を覚えるのではなく、

 

呼吸に使うことができるのに使っていない、

たくさんの筋肉や関節の動きを促して、

 

呼吸というハーモニーに

なるべく多くの部分が参加できるようにする。

 

そして、生きていく上で必要な

様々な呼吸が、自由にできるようにする。

 

フェルデンクライスって、

脳がより良いやり方を見つけるための

材料集めの、お手伝いみたいなものなのかな。

 

そしてそれは、

「〇○法」を学ぶよりも、

確かで、役に立つものなのだと思います。

 

 

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