『木の上の軍隊』 観劇

  • 2019.05.25 Saturday
  • 21:53

JUGEMテーマ:舞台鑑賞

木の上の軍隊』 こまつ座

紀伊國屋サザンシアター 2019.5.12 14:00〜

<出演>

山西惇

松下洸平

普天間かおり

有働皆美(ヴィオラ)

 

<演出>

栗山民也

 

<原案>

井上ひさし

 

<作>

蓬莱竜太

 

休憩なしの1時間50分。

 

沖縄の島。

敵の銃撃から逃れ、ガジュマルの樹に登る2人。

本土から来た上官(山西惇)

新兵は、島を守るために志願した牛飼い(松下洸平)

 

そのまま、戦争が終わったことも知らず、

2年間ガジュマルの樹の上に身をひそめて暮らすことになる。

(※写真はネット記事からお借りしました)

 

これは実際にあった話だそうです。

 

新兵は、島を守りたいという思いで、

援軍が来る日の為に備えている。

 

上官は、この戦争がすでに負けると決まっていたこと、

少しでも良い状況で負けるために、

この島が利用されたことを知っていた。

 

最初は緊張感のあった2人の日々も、

月日がたつと、

どんどん大きくなっていく敵の基地を眺めながら、

次第に「生活」自体が目的になっていく。

 

 

そしてある日、

戦争が終わっていること、

自分たちの存在は、とっくにアメリカ側にばれていて、

しかも、観察されていたのだろうということに気づく。

 

 

私はこの日、もっと重苦しく、張り詰めたものを観るのかな、

と思って劇場に行ったのですが、

予想以上に笑いがあって、リラックスして観られる舞台でした。

 

島を守りたいという新兵のまっすぐな思いと、上官の思惑とのすれ違いは滑稽だ。

 

リラックスといっても、

だらっとしたものではなく、

集中を途切れさせない。

 

逆に適度にリラックスしているから、

より集中して観られるという、

すごく良いバランス。


 

上官は緊張感のない生活の中で、

太ってしまった自分の外見を恥じつつ‥。

 

2人は樹を下りる。

 

舞台は幕が降りたけど、

めでたしめでたしではなく、

 

その状況は、戦後70年以上たった今でも。

まだ終わってはいないのではないかと思わせる。

 

思ったよりも軽く観られるけれど、

想像以上に重いテーマがある。

 

出演者の皆さんが素晴らしかったです!!

 

 

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