『海辺のカフカ』 観劇

  • 2019.06.09 Sunday
  • 22:18

JUGEMテーマ:舞台鑑賞

 

海辺のカフカTBS赤坂ACTシアター

2019.5.8 12:30〜 観劇

 

<出演>

寺島しのぶ

岡本健一

古畑新之

柿澤勇人

木南晴夏

鳥山昌克

高橋努

木場勝巳

 

<演出>

蜷川幸雄

 

 

観終わった後も、

ピアノのやさしい音が、

頭の中で繰り返し流れていた。

 

たぶん、蜷川演出の観納めになるのでしょう。

 

 

美しい世界だった。

 

透明なたくさんのボックスに作られたセットが

ピアノのメロディの中で静かに動く

 

幕開けから、その世界に魅せられた。

 

「今から、3時間20分の舞台を観るのだ」と、

少し構えていた心が、

やわらかくリラックスした。

 

 

『海辺のカフカ』は10年くらい前に読みました。

けど、内容はうろ覚えで‥

不思議な世界観がだけが印象に残っていて、

 

それを、舞台で?

 

と思っていたのですが、

何だか観てみたくなって、チケットを買いました。

 

 

透明なアクリルの移動する箱に作られたセットで、

 

ある時は森に、

ある時は図書館に、公園に、サービスエリアに

あっという間に場面が変わる。

 

現実と不思議な世界。

少年と老人の2人の別々の物語。

 

それらが入り混じった

まるで、夢の中にいるような

不思議なストーリーの流れをさまたげない。

 

抽象的なようで、

ものすごくリアルで、生命を感じさせる。

 

透明な箱が、そのまま舞台の透明なイメージにつながる。

 

小説の世界を、

見事に舞台空間に映してまった‥。

予想をはるかに超えていました。

 

 

美しい舞台、音楽。

そして、人。

 

父親から逃れて家出をする15歳の少年カフカ。

子どもの頃に遭遇した不思議な事件から

知的障害を持ち、猫と話ができるナカタさん。

 

登場人物は、それぞれ過酷な運命の中で生きている。

 

割とリアルな猫を殺すシーンなど、

残酷な描写もあるのですが、

 

やさしくて、透明で、美しい空気感に包まれた

独特の世界。

 

 

 

(写真はホリプロ公式HPより)

 

何だか、蜷川さんに

『ありがとう』

と、言いたくなった。

 

私の蜷川さんの舞台のNo.1は

平幹二郎さん主演の

『タンゴ・冬の終わりに』です。

 

たくさんの素敵な舞台を、

ありがとうございました!

 

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